1. 無機質ベースのオリジナル培養土を中心に使う
汎用的に使うオリジナルの配合は以下です。
- 軽石 小粒 4
- 硬質赤玉土 小粒 4
- 完熟バーク堆肥 1
- ゼオライト 1
酸性に寄せたい場合は以下です。
- 軽石 小粒 4
- 硬質赤玉土 小粒 2.5
- 鹿沼土 小粒 1.5
- 完熟バーク堆肥 1
- ゼオライト 1
いずれも日本の「高温多湿」を迎える上で水はけを重視している構成です。
完熟バーク堆肥を入れることで、植物の栄養不足の懸念をなくしていたり、微生物の住処にする狙いがあります。
また、多孔質なゼオライトを導入することで、栄養を保持することを狙っています。
また、リサイクルも想定しています。
微塵化する「硬質赤玉土」、「鹿沼土」、「完熟バーク堆肥」をフルイで落とすことで、
「軽石 小粒」、「ゼオライト」をリサイクルして扱う想定です。
2. スリット鉢を前提とする
無機質で栄養が有機質ベースよりも少ない培養土のため、 根はとても動くことを想定しています。
そのため、スリット鉢を用いてサークリング症状の軽減を想定しています。 スリット鉢の種類は以下をデファクトとしています。
- アップルウェアー - 根っこつよし
3. 植物購入時の根鉢の有機質を無機質に置き換える
無機質ベースの鉢に「市販苗で採用されがちな有機ベースの根鉢」のまま植えてしまうと、
栄養がない無機質ベースの土へ根が動かないケースが多かった。
また、夏越しの際に植物のクラウンと有機ベースの土が近いため、 根腐れを起こしやすい場合があると見ています。
そのため、植物への短期的なダメージを前提として、 根鉢から有機質の土を落とす方針を取っています。
4. 有機質ベースへの懐疑を持つ
有機質ベースの培養土を、長期運用する植物に使うことへ懐疑を抱いています。
理由は以下です。
- 水持ちを重視することでの根腐れリスクが増える
- 1年持たずに微塵化・腐る
- コガネムシやナメクジが来ることで、病害が発生しやすい
- 土の再利用がしづらい
- 栄養が多いため巨大化しやすいが、植物自体の老化が早い
そのため、自分は「高温多湿環境でも長期安定しやすい、半無機質ベースの用土」を主軸としています。
5. 野菜を収穫する際は「例外的に有機ベース」を使う
一方で、野菜など「収穫量」を重視する植物に関しては、
有機質ベースの培養土を使うことがあります。
理由は以下です。
- 短期間で大きく育てたい
- 水と栄養を大量に消費する
- 収穫量を増やしたい
- 数ヶ月運用を前提としている
- 長期維持より瞬間的な生育速度を優先している
6. まとめ
このことから自分は以下のように土の特性を分けています。
無機質ベース
- 長期運用する植物
- 山野草
- 宿根草
- 樹木
- 夏越しを重視する植物
有機質ベース
- 野菜
- 短期収穫植物
- 瞬間的な生育を重視する植物